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薬学部の総合型選抜(AO入試)

大学入試の選抜方式にはさまざまな種類があり、自分に合った選抜方法を見つけることが大切です。今回は、その中でも総合型選抜(AO入試)について。推薦入試との違いを理解し、ぜひ入試にも活用しましょう。

薬学部の総合型選抜(AO入試)とは

AO入試とは、「アドミッションズ・オフィス入試」の略。大学側は、ホームページ等で、アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)を公開しています。これは、大学がどのような学生を求めているのかをまとめたもの。AO入試では、アドミッション・ポリシーに合っている学生が選考されます。書類審査・小論文・面接・ディスカッション・グループワーク等が評価に利用されることがほとんど。

推薦入試との違い

推薦入試が、通学している高校の学校長の推薦を必要とするのに対し、AO入試ではその必要がありません。大学受験資格さえ有していれば、受験可能というわけです。また、推薦入試では、高校における学業成績が重要な選考基準になりますが、AO入試は、受験生が学校側の求める理想の学生像と合っているのかが一番の選考基準。高校における経歴は必須ではありません。受験生の人間性や、その大学に入りたい・学びたいという意欲が重要視されます。

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東海地方の薬学部の総合型選抜(AO入試)

薬学部の総合型選抜(AO入試)対策

面接

アドミッション・ポリシーに合う学生を選考するAO入試では、なぜこの大学でなければならないのか、という明確なビジョンを持っていることが大切です。一度に1~3名の受験生の面接が行われる場合もあるので、志望する大学で学びたい意欲を存分にアピールできるようにしましょう。

小論文

基礎学力を問う場として、小論文が行われるケースがほとんど。受験したい大学のホームページ等で出題範囲を確認しておきましょう。AO入試の小論文は、大学によってはかなり専門的な内容が出題されることも。

AO入試は推薦入試に比べて、入試時期が早いのが特徴です。また、受験期間が長く、複数回の面接を設けてじっくりと選考されることも。AO入試利用を考えている場合は、各教科の準備を早めに終わらせておきましょう。オープンキャンパスや学校説明会参加を、AO入試受験の条件とするケースも。志望校がAO入試実施校の場合は、イベント情報もチェックしておくことが大切です。

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