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名古屋市立大学薬学部
東海地方の名門校で通称「名市大」と呼ばれる名古屋市立大学。薬学部の評判や大学の詳細を見ていきます。
※引用元:名古屋市立大学公式HP(https://www.nagoya-cu.ac.jp/)
名古屋市立大学の
薬学部ってどんなところ?
- 難易度はかなり高め
- 大学病院や有名企業への就職が可能
- 医学部・看護学部と連携した講義がある
名古屋市立大学薬学部の
生徒たちの口コミ・評判
学内には薬草園もあり、大学で薬学の内容について勉強をしたいと思っている学生にとってはとても充実した環境が整っていると思います。講義についてはスライドを用いた講義が多く、内容は先生によるがしっかりと指導してくれる先生もいらっしゃいます。聞きに行けばどの先生も丁寧に教えてくださいます。キャンパスが10年以内に建て替えられたということもあり、全体的に綺麗なキャンパスで大学生活をおくれます。
※参照元みんなの大学情報
薬学部に入ったので、時間割もキツキツで空きコマも全体的には少ないですが、それでも自由な時間はとても多く、サークルの活動も楽しくできていて、とても充実した大学生活を送れています。なにより学部外の友人を多く持てたことで、学部の枠に縛られない交流ができているのが私にとっては一番満足しているポイントです。
※参照元大学スクールナビ
偏差値が高めで、真面目な学生が多く、いい刺激を受けます。臨床に進みたい人も、研究に進みたい人にも合っている大学だと思います。薬学科は必修科目が多いので、あまり選択範囲は広くありません。変わった問題が最近増えている国家試験に対応できるように、ただの丸暗記ではなく、考える力を重視した授業をしてくださいます。
※参照元みんなの大学情報
真面目な学生が集まり、学習環境も良い、という口コミが多く見受けられる大学です。キャンパスの綺麗さを良しとする声も多数ありました。国家試験対策もしっかりと行われている模様。また、勉強だけでなくサークルにより他学部との交流を深めることができ、充実したキャンパスライフが送れそうな印象です。
名古屋市立大学薬学部の難易度
名古屋市立大学薬学部は、同エリア内でも高い人気を誇り、募集人員に対する志願者が多く、高い合格倍率となっています。
- 偏差値:60.0~62.5
- 薬学部定員:115人
- 志願者数:1176人
- 合格者数:180人
- 合格倍率: 6.5倍
- 合格最低点: 生命薬科学科:680.00 /1100点、薬学部:722.70 /1100点
※参照元:名古屋市立大学|入学試験実施結果(令和3年度)
偏差値、人気ともに高く、難易度が高い大学であることがわかります。なお、難易度情報は年度により変動することがあります。
名古屋市立大学薬学部の入試情報
名古屋市立大学薬学部の入試には以下の種類があります。
一般選抜の入試科目など
名古屋市立大学薬学部に入試科目は、学校推薦型選抜Aと学校推薦型選抜Bに分かれています。
学校推薦型選抜A
大学共通テストを課さない選抜方式で、その成績と面接で合否を判定します。調査書の成績は4.0以上が条件です。
小論文・面接それぞれの配点は公表されていません。小論文では基礎的学力(「化学基礎」「化学」の学習内容に関する客観的問題を含む)、問題の解釈力、全体的構成力、論理的思考力、文章表現力、個性的な着眼力、創造力などを総合的に評価されます。面接では、専門領域に関する興味や知識、表現力、積極性・適性、高校生活の活動状況や将来の学習意欲などを評価されます。
学校推薦型選抜B
大学共通テストを課す選抜方式で、出願書類ならびに大学共通テストの成績で合否を判定します。
名古屋市立大学薬学部の特徴
医療と創薬、それぞれのスペシャリストを養成
病院や薬局で活躍する薬剤師、製薬会社や大学等の研究施設で新薬開発に携わる研究者。薬学部に思い描く、様々な将来像を実現できる大学が名古屋市立大学です。また、東海地方で医学部・看護学部・薬学部と附属病院を有する唯一の大学※であり、他学部とも連携教育が受けられるのも特徴の一つ。臨床における薬の専門家、あるいは基礎研究における創薬の専門家養成を目指す大学です。
※当サイト2021年2月調べ
他学部と連携した実践演習と、有名企業への就職実績
1年生の段階で、医薬看連携地域参加型学習を取り入れている大学です。これは、医学部・薬学部・看護学部の学生が実際の医療機関に赴き、そこでの課題・問題を自分たちで考え、解決方法を模索するという実習。チーム医療の原点となる学習が行われています。卒業後は、大学病院薬剤部をはじめ病院への就職者が多い大学です。製薬関連企業であれば、臨床の現場でだれもが耳にしたことのあるような、大手企業への就職実績も。
地元の大学関係者からプチ情報
東海地方の大学教員・職員に取材してコメントをいただきました。
名古屋市立大学は、東海地方の薬学部として歴史があり、ネームバリューのある大学です。ハードルの高い大学としても認識されていますね。
薬学に対するモチベーションが高い学生が多い一方で、一部の学生は医学部の再受験など進路を変更する場合があります。
1年生のうちから医薬看3学部が連携した早期体験実習を行うので、医療に対するイメージをつかみやすいでしょう。GPA順で研究室の配属先が決まることもあって、学生は試験の成績を重視する傾向にあります。
就職先は、製薬企業、公務員、病院、薬局など多岐にわたりますが、志望どおりに就職する人が多い印象です。
名古屋市立大学イベント情報
名古屋市立大学では、受験希望者を対象としたオープンキャンパスを実施しており、内容は「大学紹介ビデオの上映」「薬学部の教育と研究」「「卒業後の進路と就職サポート」「入学者選抜について」「研究室見学(希望者のみ)」「教員または在学生との個別相談(希望者のみ)」となっています。また、事前申し込みが必要です。
名古屋市立大学薬学部の学費
初年度の学費
- 入学金(薬学科・生命薬科学科):(名古屋市住民等)232,000円/(その他)332,000円
- 授業料(薬学科・生命薬科学科):前期267,900円/後期267,900円
- 諸団体納付金:(薬学科)132,840円/(生命薬科学科)97,660円
初年度の合計納入額は、薬学科(名古屋市住民等)で900,640円になります。そのほか、別途経費が必要となる場合があります。
2年次以降の学費
授業料:前期267,900円/後期267,900円
6年間の合計としてかかる費用は、薬学科(名古屋市住民等)で3,581,196円です。そのほか共用試験受験料などの費用がかかります。
名古屋市立大学のキャンパス情報
桜山(川澄)キャンパス
住所 | 愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1 |
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アクセス | 桜通線「桜山」駅下車3番出口よりすぐ |
電話番号 | 052-853-8545(医学部)・052-853-8037(看護学部) |
学部 | 医学部・看護学部 |
滝子(山の畑)キャンパス
住所 | 愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町字山の畑1 |
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アクセス | 金山駅 金山7番のりばより金山11・12・16「滝子」下車 |
電話番号 | 052-872-5805(経済学部)・052-872-5808(人文社会学部)・052-872-5802(総合生命理学部) |
学部 | 経済学部・人文社会学部・総合生命理学部 |
田辺通キャンパス
住所 | 愛知県名古屋市瑞穂区田辺通3-1 |
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アクセス | 金山駅 金山7番のりばより金山16「市大薬学部」下車 |
電話番号 | 052-836-3402 |
学部 | 薬学部 |
北千種キャンパス
住所 | 愛知県名古屋市千種区北千種2-1-10 |
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アクセス | 名古屋駅バスターミナル 10番のりばより基幹2「萱場(かやば)」下車 |
電話番号 | 052-721-1225 |
学部 | 芸術工学部 |
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