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薬学部「あるある」から見えてくること

薬剤師を目指す方が通う薬学部。ここでは、薬学部に通っている方が「あるある!」と言いたくなるネタを集めてみました。薬学部がどんなところか気になる方、薬学部への進学を考えている方、現在薬学部に通っていて自分と同じように感じている人がいるか気になる方、ぜひチェックしてみてください。

薬学部「あるある」のまとめ

薬学部生だからこそ感じている悩みや厳しさなど、「あるある」を通じて知ることが出来ます。薬学部についての実態を知る為の材料として紹介していきましょう。

留年できない(したくない)

薬学部には薬学科と薬科学科の2つの学科があります。薬剤師国家試験を受ける資格が得られる薬学科は6年制となっており、留年してしまうと7年、8年と大学生活を送ることになってしまいます。そのため、留年はできない、したくないのが薬学部なのです。

ちなみに、薬科学科は4年制となっています。薬学部は6年制、薬学部=薬剤師になるというイメージがある方は多く、薬科学科に通う場合は説明が面倒であるというのもあるあるの1つです。

必修が多くてバイトができない

薬学部は、実習や実験を含めて学ばなければいけない教科数が多い・範囲が広いだけでなく、そのすべてがほとんど必修となっています。勉強に追われる日々となり、バイトをしたりサークル活動を楽しんだりする時間がほとんどありません。

休みの日も復習や予習に追われてしまうため、休む時間もないという声もあります。ほとんどが必修科目であるために落とせないというプレッシャーもあります。

バイトをしなければ生活が苦しくなってしまう場合は、大学と両立できるようなスケジュールでバイトを入れなければいけません。

オシャレできない

薬学部は実習や実験の際に白衣を着用します。基本的に白衣を着て過ごすことになるためオシャレを楽しむことが出来ません。お昼を挟んだ実験があると、白衣を着たまま過ごすことも珍しくないようです。

オシャレをしても意味がない、という考えになってしまえば、結果としてオシャレへの興味を失ってしまいます。実験がないオフの日などを活かして、オシャレを楽しみたいですね。

教科書が分厚くて重いし高い

薬学部は学ぶ教科が多いだけでなく、1つ1つの内容が詰まったものです。教科書はとても分厚く、重くなっています。家で勉強する分は気にならないかもしれませんが、授業で使う為に持ち歩けばカバンも重くなります。

教科書だけでなくパソコンやその他必要な道具を持つだけで、かなりの重労働になるのです。

実験器具の破壊率が半端じゃない

実験器具、特にガラス器具が壊れることが頻繁に起こるのも、薬学部あるあるです。器具を1つ壊してしまうとそのたびに大騒ぎになるのは最初だけ。

そのうち、破壊率の高さから器具が壊れただけで動じることはなく、冷静に片づけ・新品への交換ができるようになってくるのも薬学部あるあるですね。

薬局・病院実習は当たりハズレが大きい

薬局・病院実習はトラブルも起こる場合もあります。トラブルの内容は指導薬剤師やスタッフからのパワハラ、時間外の拘束などで、多くのケースで実習生は我慢をしています。

これは全ての実習先で起こるわけではなく、実習先によります。そのため、アタリ・ハズレが大きいと言われているのです。

また、薬局・病院実習では失敗による自信喪失や学習意欲がわかないといった悩みも生じています。

語呂合わせが無理やりすぎる

薬学部の語呂合わせが無理やりすぎるのは、検索すればすぐにヒットするぐらい有名なあるあるです。薬品名や薬用量を語呂合わせで覚えるのですが、これが複雑だったり意味不明だったりすることが多く、余計に覚えづらいものになっているのです。

覚えにくい語呂合わせを無理やり覚えるのは厳しいものがあります。自分に合う語呂合わせを探す、または自分自身で語呂合わせを作る・自分なりの暗記方法を模索することが求められます。

商品や商品の成分が気になってしまう

商品の成分表示が気になる、食品の栄養成分が気になってしまいます。この商品にはどのような成分が含まれているのか、というのを自分で調べてしまうこともあるようです。

医薬品や化学製品に係る、食品衛生について学ぶ薬学部だからこその習慣だと言えます。

あるあるから見る薬学部生活

薬学部生活は、その忙しさからバイトする余裕がない、日々必修に追われてしまう、休日も復習に充てなければ厳しいといった過酷なあるあるが目立ちます。

実験や実習でのトラブルもあるあるとなりますが、大変な学部であると同時にやりがいもある学部でもあります。忙しい中でも楽しさを見つけるのが薬学部なのかもしれません

薬学部への進学を検討している人は、厳しい環境の中にあるやりがいを見つけてほしいですね。

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