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岐阜医療科学大学薬学部
志望校選びの際、行きたい薬学部の評判は気になるところです。今回は、岐阜医療科学大学について見ていきましょう。
※引用元:岐阜医療科学大学公式HP(https://www.u-gifu-ms.ac.jp/)
岐阜医療科学大学の
薬学部ってどんなところ?
- 現代医療の要、チーム医療の学修がカリキュラムにあり
- 看護学部と連携した、在宅医療における実践演習が可能
- 徹底したコミュニケーション能力の育成
岐阜医療科学大学
薬学部の生徒たちの口コミ・評判
とても活発的だし先生も熱心なのでとても楽しく過ごせています。勉強する環境も整っています。また、サークルなども充実していいます。専門的なことだけでなく社会人としても学びもでき、大学生としてのふるまいなども学習できます。
※参照元みんなの大学情報
人数が少ないので結束力も高まります。そして、一年に一回の体育祭や学祭があるのでさらに仲良くなることができます。他学科との交流もあり、サークルに入っているとたくさん友達を作ることができます。
※参照元みんなの大学情報
先生方が親身になってくれるので勉強をしたいという意欲がある人にはとてもいいと思います。周りには遊ぶところがあまりないので勉強に集中できると思います。ですが名古屋からそんなに遠くないので遊びに行くのに不便はありません。
※参照元みんなの大学情報
周囲に遊べる場所が少ない分、勉強に集中できる環境が整った大学であることがうかがえます。先生のフォローも手厚いと感じている学生が多く、サークル等で他学科の学生と交流する機会があるのも良いところ。また、学習面だけでなく、社会人としてのふるまいといった教育を通して、就職後に活かすことができそうです。
岐阜医療科学大学
薬学部の難易度
- 偏差値:42.5
- 薬学部定員:100人
- 志願者数:271人
- 合格者数:205人
- 合格倍率:1.3倍
- 合格最低点:―
※参照元:パスナビ2020年度試験情報
他校に比べて募集定員100名と少なく、少人数制の大学です。なお、岐阜医療科学大学の薬学部は2020年新設の学科であるため、上の数値は初年度のものです。今後の数値が大きく変動する可能性があります。
岐阜医療科学大学
薬学部の入試情報
岐阜医療科学大学の入試には以下の種類があります。
一般選抜 | 定員40名 |
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大学入学共通テスト利用 | 定員9名 |
総合選抜 | 定員20名 |
学校推薦選抜 | 定員30名 |
特別選抜 | 定員1名 |
地元の大学関係者からプチ情報
東海地方の大学教員・職員に取材してコメントをいただきました。
岐阜医療科学大学の一般入試は、3科目型、2科目型、1科目型と試験の選択肢が幅広く設けられています。 英語の配点が他大学より低く、その分、化学の配点が他大学より高めです。つまり英語が苦手な人、もしくは化学が得意な人に有利ですね。
東海地方の私立4大学の中では入試日が早く設定されているので、本命大学の練習にもおすすめです。 特に2科目型の試験日は、他大学が終わった時期に試験があるため、落ち着いて臨めるでしょう。
試験日程全体を見ても、岐阜医療科学大学は3月中旬までと比較的遅い時期まで入試を行っているので、もし他大学で失敗しても浪人せず薬学部へ入るチャンスがあります。
共通テスト利用も、英語が苦手で化学た得意な人に有利な配点です。数学も理科も2科目以上受験した場合は、高得点の方を採用するため、数学が得意な人にもおすすめです。
また、岐阜医療科学大学は東海薬学部の中で唯一、学力をもとにした総合型選抜を実施しています。併願制の試験は、化学1科目と作文、面接と比較的ハードルは低め。総合型選抜の合格者は、奨学金対象の一般選抜前期にも出願ができるのもポイントです。
一般選抜の入試科目など
前期・後期A方式、後期A・B方式とわかれています。
前期・後期A方式(全学部2科目選択型)
- 必須科目:化学(150点)、英語(50点)
- 選択科目:下記から2科目選択(100点×2)
「英語」、「数学」、「物理基礎、化学基礎、生物基礎から2科目選択」、「物理」、「化学」、「生物」
前期A方式(薬学部化学必須型)
- 必須科目:化学(200点)
- 選択科目:英語・数学・物理・生物から1科目(100点)
前期B方式(薬学部2科目必須型)
- 必須科目:化学・数学(100点×2)
- 選択科目:数学・物理・生物から1科目(100点)
後期B方式(薬学部1科目型)
- 必須科目:化学(100点)
- 選択科目:なし
どの日程も、化学の配点が大きい印象です。薬の構造・作用を知るうえでも化学は欠かせない科目。高分子化合物の性質と利用を除く、全範囲から出題されます。前期A・B方式と後期に関しては、数学・物理・生物(生態と環境・生物の進化と系統は出題範囲外)からの選択となり、得意分野に絞った勉強が可能です。
大学入学共通テスト利用
前期、中期、後期、プラス選抜とわかれています。
大学入学共通テスト利用選抜(前期・中期・後期)
- 必須科目:理科(「化学」共通テスト100点満点を150点として換算)
外国語(「英語(リスニング含む)」共通テスト200点満点を50点として換算) - 選択科目:外国語(200点)・数学(100点)・理科(100点)から1科目
※必ず3科目以上受験していること。4科目以上受験している場合は、高得点の科目から判定に利用する。
※大学入学共通テストの「英語(リスニング含む)」は200点満点を100点満点に換算する。
大学入学共通テストプラス選抜
- 必須科目:一般選抜前期A(薬学部化学必須型)の成績:化学(100点)
大学入学共通テストの成績(100点×2)
※一般選抜前期A(薬学部化学必須型)の「化学」は200点満点を100点満点に換算する。
※大学入学共通テストの「英語(リスニング含む)」は200点満点を100点満点に換算する。
前期・中期・後期で出願の場合は、大学入学共通テストの結果のみで良いため、共通テスト対策に絞った受験勉強が可能です。但し、こちらも化学の配点が大きくなっているので注意が必要。
総合型選抜
総合型選抜Ⅰ期・Ⅱ期とわかれています。
総合型選抜Ⅰ期(専願制)
- 必須科目:提出書類(100点)、小論文(100点)、面接(100点)
- 選択科目:なし
総合型選抜Ⅱ期(併願制)
- 必須科目:提出書類(100点)、小論文(100点)
- 選択科目:なし
Ⅰ期・Ⅱ期ともに、提出書類は調査書、自己アピール記入票により評価されます。Ⅰ期の小論文では、化学・作文が必須、英語・数学・物理基礎・生物基礎から2科目選択の必要あり。Ⅱ期の小論文では、化学(高分子化合物の性質と利用を除く)・作文が必須、選択科目がありません。
学校推薦型選抜
指定校制と公募制にわかれています。いずれも専願制。
学校推薦型選抜(指定校制)
- 必須科目:提出書類(100点)
- 選択科目:なし
学校推薦型選抜(公募制)
- 必須科目:提出書類(100点)、小論文(100点)、面接(100点)
- 選択科目:なし
指定校制・公募制ともに、それぞれの出願要件を満たしておく必要があるので確認の必要あり。公募制の小論文では、化学・作文が必須、英語・数学・物理基礎・生物基礎から2科目を選択します。
岐阜医療科学大学
薬学部の特徴
医療を学ぶための環境が整っている
岐阜医療科学大学は、設置されているのが薬学部・看護学部・保健科学部という医療に特化した大学。大学のなかで、チーム医療を学ぶ環境が出来上がっています。「医療にまっすぐ」を掲げ、医療一筋の教育のみならず、人間性を育むことにも注力。技術者として、人間として優れた医療従事者の育成に対し、堅実な大学と言えます。また、2・4・6年次には保護者との三者面談があり、保護者の評価が高いのも特徴。
国家試験に強く、実際の現場に活かせる講義が多い
薬学科は2020年の新設学科ですが、岐阜医療科学大学は1973年の開校以来、他学科で多数の国家試験合格者を輩出している大学です。その教育手法は、薬学科にも適用できます。また、劇団と協調したコミュニケーション・ワークショップを導入している点も特徴の一つ。看護師から在宅医療を学び、チーム医療演習として他学科の学生と実際にディスカッションを行うあたりも、医療総合大学ならではの取り組みです。
地元の大学関係者からプチ情報
東海地方の大学教員・職員に取材してコメントをいただきました。
岐阜医療科学大学の薬学部は新しい学部ですが、大学そのものは医療系大学として歴史があります。病院勤務経験の豊富な教員が多く在籍し、岐阜県の主要な病院とのコネクションも期待できます。
医療系大学の良い点は、薬学をきわめるだけでなく、他職種との交流から多角的な視点を身に着けられるところ。就職後に、医療従事者として実務にあった学習ができるでしょう。
まだ卒業生を輩出していない状況ですが、病院・薬局の薬剤師を志望する学生が多いのだとか。少人数で教員と学生の距離も近く、講義の内容や将来に関する相談がしやすい環境になっています。大学全体としても生徒一人一人の面倒見が良く、保護者からの評判が高い大学です。
岐阜医療科学大学イベント情報
WEBでのオープンキャンパスが充実しているほか、2021年には来場型オープンキャンパスも開催!参加申し込みにはLINEのお友だち登録が必要となります。次回のイベント情報などもLINEからゲットできるので、岐阜医療科学大学の受験を考えているなら事前に登録しておくのがおすすめ。
- 来場型オープンキャンパス
- 出張オープンキャンパス
- 進学ガイダンス
- WEBオープンキャンパス
岐阜医療科学大学の新着イベント情報
- 2021年4月6日
オープンキャンパス2021 開催のご案内
2021年度のオープンキャンパスは 6月5日(土)、7月18日(日)、8月7日(土) 関キャンパス・可児キャンパス 同日開催! - 2021年4月5日
資料請求・イベント参加申込方法のご案内
※公式サイトの情報より抜粋
岐阜医療科学大学
薬学部の学費
初年度の学費
- 入学金:200,000円
- 授業料:前期500,000円/後期500,000円
- 教育充実費:前期475,000円/後期475,000円
- 教育後援会費:82,000円
- 学生自治会費:30,000円
初年度の合計納入額は2,262,000円になります。そのほか実習着やシューズ、教科書は実費で発生します。
2年次以降の学費
- 授業料:前期500,000円/後期500,000円
- 教育充実費:前期475,000円/後期475,000円
6年間の合計としてかかる費用は、11,812,000円です。そのほか教科書、薬学共用試験および国家試験の模擬試験等の試験対策などの費用がかかります。
奨学金や学費免除制度
岐阜医療科学大学では保健科学部・看護学部・薬学部を対象に奨学金制度を設けています。薬学部の場合、一般選抜前期A(薬学部化学必須型)において成績も人物的にも優れていると認められることが選考基準。採用人数は10名で、対象者には毎月3万円が6年間給付されます(合計216万円)。
岐阜医療科学大学のキャンパス情報
可児キャンパス
住所 | 岐阜県可児市虹ケ丘4-3-3 |
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アクセス | 西可児駅から無料スクールバスで約10分 |
電話番号 | 0574-65-6555(代) |
学部 | 薬学部・看護学部 |
関キャンパス
住所 | 岐阜県関市市平賀字長峰795-1 |
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アクセス | 犬山駅から無料スクールバスで約40分 |
電話番号 | 0575-22-9401(代) |
学部 | 保健科学部・大学院 |
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