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薬学部の推薦

高校での学業成績によっては、薬学部への推薦入試も視野に入れておくと、志望校受験のチャンスを増やすことができます。ここでは、東海地方で実施されている推薦入試について見ていきましょう。

東海地方の薬学部の推薦入試

薬学部の公募推薦とは

公募推薦では、特定の高校に限らず、学校長の推薦があれば出願可能です。例えば名城大学では、評定平均値3.5以上の現役生のみを対象とし、基礎学力調査・面接・調査書で判定されます。2020年の倍率は1.9倍。対して岐阜医療科学大学の公募推薦では、評定平均値3.2以上の現役生および一浪までの学生も受験可能。提出書類・面接・小論文により評価され、2020年の倍率は1.2倍。名城大学に比べて狙いやすくなっています。また、金城学院大学の専願制公募推薦では、評定平均値による出願基準が設けられていません。

※参照元:パスナビ2020年度試験情報

このように、大学により基準も内容も異なりますので、志望校の推薦入試の内容は、しっかり把握しておきましょう。

薬学部の指定校推薦とは

指定校推薦は、大学側があらかじめ指定した高校の学生が、出願資格を満たせば学校長の推薦をもって受験できます。愛知学院大学では小論文が課題となりますが、ホームページ上に前年度の論題が公表されており、小論文対策に活かすことが可能。岐阜医療科学大学では、調査書・推薦書・自己アピール記入票により総合的に判断されます。指定校推薦だからといって、100%合格が約束されているわけではありません。本番では、自分の力を最大限発揮して合格を狙いましょう。

薬学部の推薦入試対策

基礎学力調査や小論文は、理科(物理・化学・生物)や英語、数学など、学校により必ず履修していなければならない分野が異なります。志望校に必要な科目はもちろん、少なくともこれらの教科に関しては、苦手意識を持たないよう高校で学習しておきましょう。面接では、大学の志望理由はもちろん、薬学を志す動機・意欲や思考力、文章表現力、コミュニケーション能力などを試されます。なぜ薬学部なのか、受験する大学のどのようなところに興味を持ったのか、入学してから卒業までにどのような事をやりたいのか。自分の意見として、すぐに答えられるようにはしておきましょう。

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